はじめに
リーナーの しまだ(@m0sh1dawa) です。
7/19, 7/20の二日間、石川県金沢市においてスクラムフェス金沢2024が開催され、リーナーは本イベントにGoldスポンサーとして参加しました。
本記事はそのふりかえりをまとめたものです。
なぜスポンサーとして参加したのか
まず、なぜリーナーがスクラムフェス金沢にスポンサーとして参加したのかということに触れたいと思います。
きっかけはスポンサー募集のポストをXで見たことでした。
スクラムフェス金沢の開催趣意書を正式公開します。
— スクラムフェス金沢実行委員会 (@ScrumKanazawa) 2024年3月25日
スポンサー申し込みは4/1より受付開始予定です。よろしくお願いします。https://t.co/5dogXEmGbE#scrumkanazawa #scrumfest
私は石川県出身なのですが、ポストを見た瞬間に故郷で開催されるTech系イベントを盛り上げたいという気持ちが一気に高まりました。 少なくとも私の観測範囲では石川県でIT系の大き目なイベントがあるのは珍しく、故郷でスクラムフェスというイベントが開催されることに興奮したことを覚えています。
何かしらの手段で故郷のTech界隈を盛り上げたいという私個人の勝手な思いが起点ではありますが、会社としては快くスポンサー申し込みを了承してくれました。
リーナーでは開発手法としてスクラムを取り入れているわけではないため、スポンサーとしてふさわしいのだろうかと少し不安にもなりましたが、アジャイルな組織であるという自負はあったので、イベントのコンセプトに合致していると判断し、スポンサー申し込みをしました。
何をしたか
スポンサー枠は激戦で、募集開始10分ほどですべての枠が埋まるほど人気でした。 そのような状況でも無事にGoldスポンサーの枠を獲得することができ、スクラムフェス当日は以下のスポンサー活動を行いました。
ブース出展
スポンサーブースを用意していただけたので、参加者と対話をする、リーナーのことを知ってもらう、というテーマでブースを出展しました。 リーナーとしてTech系のイベントにブースを出展するのは今回が初めてだったので手探りな部分も多かったですが、バナーやテーブルクロスを調達し、ノベルティ(タオル)配布とプロダクト紹介を行えるようなブースを設けました。
スポンサーセッション
Goldスポンサーとして20分のスポンサーセッションの枠をいただけました。 リーナーの開発組織を作ってきたこくぼさんに登壇してもらい、リーナーらしいスポンサーセッションができたと思います。
Scrum Fest Kanazawa 2024 - わかりやすい正解を捨てて、コトに向き合う | ConfEngine - Conference Platform
当日のスライドも公開しているので、ぜひ読んでみてください。
Discordチャンネル
スクラムフェスではDiscordを採用しており、受付や当日の実況もDiscord上で行われていました。
今回スポンサーにはDiscordのチャンネルが割り当てられており、そこで参加者とコミュニケーションをとったり、ブースの案内をしたりできました。 特に何をするかの指示はなかったので、本当に自由に使えるチャンネルだったようです。
スポンサー活動のふりかえり
リーナーでは直近2年のRubyKaigiでスポンサーとしてDrinkupを開催したことはありましたが、Tech系イベントにブースを出すのは初めてでした。
良かった点・改善できそうな点が多々ありましたが、代表的なものを以下にまとめました。
良かった点
ブースで参加者と会話ができた
スポンサーブースの設計として参加者と対話をすることに重点を置いていたので、当初の目的通り、ブースに来てくれる方々と本当にいろいろなお話ができました。 リーナーの組織のこと、プロダクトのこと、なぜスポンサーに出したのか等々、参加者の方々には気さくに話しかけていただき非常に楽しかったです。
また、事前にこくぼさんのブログ記事を読んでくれている方が多数いらっしゃり、一定認知されていることが伺えて非常にありがたいなと感じました。
スポンサーセッションでリーナーが大事にしている思いを知ってもらえた
上述したように、スポンサーセッションにはこくぼさんが登壇しました。 リーナーが大切にしている価値観を知ってもらえるような発表だったのですが、以下に代表されるように、好評いただけたようで非常にうれしく思います。
セッション枠を20分いただけたので、簡単な会社紹介だけで終わるような時間枠ではなかったことも非常にありがたいなと思っています。
改善できそうな点
Discordチャンネルをうまく使えなかった
スクラムフェス初参加ゆえにイベントの雰囲気が分からず、Discordチャンネルの使い方を特に決めずに当日に臨みました。 その結果、Discordのリーナーチャンネルではブースを出しています、ノベルティを配布しています、以外に特に情報を出すこともなく、正直なところ目立ったアクションを取ることはできませんでした。
現地ブースで会話しているとはいえ、Discrodチャンネルが活発でないのは少し寂しいものがありました。 雑談部屋にする等、オンラインの方も巻き込める仕掛けがあると、もっとスクラムフェス金沢全体を盛り上げられたかもしれないなと感じています。
ブースでのプロダクト説明がほぼ口頭だけになってしまった
ありがたいことに、リーナーは何の事業の会社なのか、Leaner見積/Leaner購買とはどういうプロダクトなのか、と聞いてもらえることが多かったのですが、プロダクトについては簡単な説明資料しかなく、また諸事情によりプロダクトのデモ画面を見せることも難しかったので、口頭での説明が多くなってしまいました。
プロダクトの価値や解こうとしている課題が伝わりづらいなと感じることもあったので、何の事業をやっている会社なのか、どんな課題を解決するプロダクトなのかを簡潔に伝えられる準備をすればよかったなという反省があります。
おわりに
以上、スクラムフェス金沢2024にスポンサー参加してのふりかえりでした。
今後はTech系イベントでブース出展する機会も増えると思うので、リーナーのブースを見かけた際にはお気軽にお越しください!
おまけ
リーナーではスクラムを開発手法に取り入れているわけではありませんが、アジャイルに動き、顧客に価値提供できているという自負があります。 そんな組織に興味がある方は、まずはラフにお話ししましょう!